コンピュータの歴史が知りたい!?じゃあこれだ!!

コンピュータの歴史を知ることは、なぜあんなにワクワクドキドキするのでしょうか。 今日ご紹介するのはその決定版と言ってもいい本なのです!

イノベーターの伝記といえばこの人!

かの有名な伝記「スティーブ・ジョブズ」を描いたウォルター・アイザックソンさんの本であります。Apple大好きな私としては、発売日に買って熟読したものです。

その後も「レオナルド・ダ・ヴィンチ」など一貫して"イノベーター"の本を執筆していた著者でありますが、今回ご紹介する本「イノベーターズ」はその集大成と言ってもいいのではないでしょうか。

なんといっても読みやすい

コンピュータの歴史といえば「コンピュータの名著・古典 100冊」の中でも紹介されている、「計算機の歴史 パスカルからノイマンまで」が有名でしょうか。

こちらもENIACに関わったハーマン・H・ゴールドスタインさんが書いた名著なのですが、如何せん読みにくかったのです。古い文体だからなのか、もしくは詳細まで語る内容だったからなのか… なんにせよ、挫折する人が多いように感じます。

しかし!この「イノベーターズ」はなんと言っても読みやすい!構成の妙かもしれませんが、ドキドキしながらどんどんページをめくってしまいます。しかも前述のハーマンさんもENIACの章でしっかり出てきて、なぜか感動してしまいました。

イノベーションというのは、チームで起こすもの。偉大なビジョナリーと、それを高度な技術で実現する凄腕エンジニア。そういった観点からコンピュータの歴史が描かれています。 歴史について大まかには知っていたつもりでしたが、「そんなことがあったのか!」と驚くことも多いかったです。 例えば、世界初のプログラマと言われているのはエイダ・ラブレスさんだということは知っていましたが、コンピュータ黎明期のプログラマも全員女性だった!というのは知りませんでした。COBOLとかもその中の人たちが発明したものだったんですねー。

まだ私も1冊目の半分くらいまで読んだところなので(読了してないんかい!)、この辺りにしておきますが、全部読み終わった暁にはまた筆を取ろうと思います! プログラムに少しでも興味のある方はぜひ!専門用語など知らなくても楽しく読めると思います。おすすめです!

柳トミカ